今日は写真の整理をしました。
物はためらいなく捨てられるのに、写真はなかなかそうもいかず、これまで後回しにしていたんですよね。
でも、思い切ってデジタル化して処分することに決めました。
写真をデジタル化することに決めた

“思い出”は手をつけにくい
片付けをしていると必ず通る道。”思い出のもの”をどうするか。頭を悩ませている方は多いのではないでしょうか。
特に写真は取り扱いに困ることが多いように思います。捨ててしまえば、もう二度と見返すことができない。大切な思い出すらも手放してしまうような喪失感が伴いますよね。

私自身、物は躊躇なく捨てられますが、写真は抵抗がありました。
写真を手放すには覚悟がいる
現代はペーパーレス時代に突入し、写真自体も端末に保存できるため現像が必要なくなりました。
ですが、昔の写真はアルバムに入れて保管しているという方も多いと思います。
私も実家から持ち出した写真(厳選したため枚数は少ないですが)はアルバムで管理していました。
けれど、見返すことも少なく、物をなるべく減らしたいという思いから、処分も検討しなければと考えていました。



結局、いつも捨てられなくて先延ばしになってたね。



見返すと、感傷的になっちゃってね・・・。
デジタル化なら写真をそのまま残せる
葛藤の末、以前から興味があった写真のデジタル化をしてみることにしました。
写真として手に取ることはできなくなっても、端末に保存すればいつでも見返すことができます。完全に処分する覚悟が持てなかった私は、さっそくデジタル化の方法を検討することにしました。
Googleフォトスキャンアプリは写真のデジタル化に最適
どうやってデジタル化するか
写真をデジタル化するには以下のような方法があります。
- スキャンアプリを使用
- 家庭用プリンターのスキャン機能を活用
- コンビニのマルチコピー機を使用
- カメラ屋さんに依頼する
などなど
今回、私はスキャンアプリを使用して写真をデジタル化することにしました。
Googleが提供するアプリ「フォトスキャン by Google フォト」
スキャンアプリは色々とありますが、私が使用したのはフォトスキャン by Google フォトです。
- 簡単に画像をスキャンでき、光の反射も自動的に除去してくれる
- 写真の端を検出して自動的にトリミング
- 写真の切り抜きや補正、向きの調整を自動でしてくれる
- Google フォトアプリ(無料)でのバックアップで安全に保存できる
「フォトスキャン by Google フォト」にした決め手
デジタル化するに当たり、クラウドサービスを利用してネット上でデータを保存したいと思っていました(スマホの容量確保のため)
Googleには「Googleフォト」サービスがあります。「フォトスキャン by Google フォト」であれば、スキャン後に自動的にGoogleフォトに写真データを保存してくれます。
また、操作が簡単であること、無料なのに高機能であることも決め手になりました。
「フォトスキャン by Google フォト」の使い方
アプリの使い方は簡単で短時間でスキャンが完了します。
- 水平な場所に写真を置く
- アプリを起動し、フレーム内に写真を合わせる
- ボタンを押して全体をスキャンする
- 四隅のスキャンをする(四隅にある画面上の○に合わせてカメラを動かすだけ)
スキャンした実物を載せられず申し訳ありませんが、出来上がりはかなりきれいです。
元の写真と比較しても画質は保てているように感じました。ただ、若干色合いの変化があるのと、元々白い写りの部分は白飛びがあるため、完全に再現することは難しいようです。



無料でこの質なら、私はかなり満足です。
Googleフォトで写真を管理
スキャンした写真のデータはGoogleフォトに保存できます(一定の容量を超えると有料となります)
写真の日付はスキャンした日になるため、日時を変更したい場合は手入力する必要があります。
Googleフォトスキャンアプリのデメリット
「フォトスキャン by Google フォト」は高機能ですが、デメリットもあります。
- 操作は簡単だが、大量の写真をスキャンするのは手間がかかる
- 元の写真に比較し、画質が劣る箇所がある(色合いが変わる、白飛びするなど)
今回、私がスキャンした写真は少数だったたため、作業は苦ではありませんでした。ですが、これが何十枚、何百枚となるとかなり根気が必要になると思われます。
また、写真の画質を失わずにデジタル化したい方は、プロの業者に依頼する方が確実かも知れません。
写真との向き合いかた


今回、写真をスキャンした他に、スマホの写真フォルダも見直してみました。想像以上に量が多く、ちょっと驚くほど。
1枚1枚確認しながら最低限残しましたが、かなり骨が折れました。
ふと思ったのは、たぶん思いきって全部削除しても困らないだろうなということ。いざ手放すとなると名残惜しい気がするのですが、実際、写真を見返す機会もあまりないんですよね(撮って満足なことが多い)
その時の記憶や感覚がちゃんと自分のなかに残っているなら、写真がなくても大丈夫かもしれないなと思いました。
まとめ
片付けの際に取り扱いに困る”写真”。思い出の品だからこそ、処分するのはためらいますよね。
私はデジタル化して、データでいつでも振り返ることができるようにしました。今は高機能なスキャンアプリもあるため、簡単にスキャンができます。
もし、写真の処分を考えている方がいましたら、データで残すという選択肢もありますので、検討してみてくださいね。
最近デジタル終活にも着手したため、以下の記事も併せてどうぞ。

