人間関係はどの仕事においても悩みが尽きないテーマのひとつですよね。
私自身、人付き合いが下手ということもあり、だいぶ悩んできました。
現在は派遣看護師として働いていますが、正社員だった頃(病棟)を振り返りつつ、派遣先での人間関係について書いてみようと思います。
正社員で働いていた頃(病棟)の人間関係
辛かった点
色々とありますが、振り返ってみて私が特に辛かったのはこの3つです。
- 休憩室では誰かの噂話、陰口が絶えない
- 気分のムラが激しい人とのコミュニケーションに気を遣う
- パワハラ、セクハラ
病棟に限らず、どの職場でもよくあることかも知れません。
チームで働く以上、様々な年代、性格のスタッフがいて、それぞれの個性があります。うまく調和して良い雰囲気で仕事を回せれば良いのでしょうが、集団になるとやっぱり色々あるわけで。
病棟の人間関係は本当に大変だった記憶しかありません。ただ単に私が不器用で立ち回りがヘタなだけというのもあるかも知れませんが。
異業種で働いてみた後に振り返ると、病棟は独特な世界だったとしみじみ思います(※場所によります)
派遣先での人間関係
人間関係上のメリット
私が派遣看護師として働くにあたり、人間関係で感じたメリットは以下になります。
- 合わないようなら契約を終了できる
- 関係に縛られることがない
- 気持ちの上で楽
まず何と言っても、人間関係がどうしても合わなければ続けなくて良い、という点です。これはとても気持ちが楽ですね。
もちろん、条件面が良くて長期で働きたい場合は、耐えて働く必要もあるかと思います。
けれど、人間関係は本当にだめな時はどうにもならないので、逃げるしか手立てがない場合もあります。そういう場合は、派遣だと契約を更新しなければいいので、スムーズに職場から去ることが出来ます。
また、社員さんとの距離もある程度取れるため、精神的に負担が少ない点も良いところですね。
例えば、病棟の人間関係の項目であげた、休憩室での噂話。”自分はここの人間ではないので混ざれません”というスタンスでいられます(コツはひたすら動いて働くことです。話に混ざらなくて済むので)
社員さんも私が派遣元の人間だと線引きをしてくれるので、無理に話を振らないでいてくれます(派遣先や人にもよりますが)



人間関係に縛られたくない方には良いかもしれません
人間関係上のデメリット
- 人間関係が良い職場だとしても、期限が来たら契約終了しなければならない
- 派遣先が変わるたびに一から人間関係を築かなくてはならない
- 派遣先で人間関係が上手くいかないと契約を切られることがある
派遣は有期雇用のため、一つの派遣先で働ける期間は最長3年と定められています。そのため、どんなに働きやすい職場でも、3年間働いたら契約の延長ができないんですね。
もしそこで働き続けたいのであれば直接雇用に切り替えなければなりません。
人間関係が円満な職場は本当に貴重ですが、直接雇用は望まずに派遣で働き続けたいのであれば、次の派遣先に移る必要があります。
ただ、新しいところでまた新しい人間関係を築くのは結構大変です。慣れるまでは気を遣うし疲れますしね。



職員の方が多いと名前を覚えるのが大変です
それから、派遣先でうまく関係を築けないと、契約を終了される場合があります。派遣で働く側が契約更新の有無を決められると同時に、派遣先にも当然決定権があるということですね。
派遣先で人間関係を円滑に保つには
派遣で働くにあたり、私が日頃気を付けていることは以下の通りです。
- 丁寧に仕事をすることを心がける
- コミュニケーション(報連相)を大事にする
- 派遣先のやり方に沿って仕事をする
- 職員同士の噂話や陰口の会話に混ざらない(話を振られても相づちのみで聞き手に徹する)
派遣で働くなら尚更、信頼関係が大事だと思っているので気をつけています。
けれど、自分がどんなに気をつけていても、人間関係は運によるところも大きいです。なので、厳しいかなと思ったら撤退もやむなし、というところですね。
まとめ
派遣で働く場合は有期雇用となり、派遣場所が短期間で変わります。そのため、人間関係の変化も目まぐるしいと言えるでしょう。
けれど、人間関係に縛られずに働けるというメリットがあります。
派遣看護師としての働き方については他の記事でも書いていますので、併せてご覧下さい。
また、私が派遣登録している【看護のお仕事派遣】





