【賃貸マンション】自分で火災保険を選んで加入したら保険料が安くなった話

賃貸にお住まいの方は、入居時に不動産会社から勧められた火災保険に加入した方が多いのではないでしょうか。実は、火災保険は自分で選んで加入することが可能です。

火災保険を比較してみると、不動産会社が勧める保険が割高な傾向にあることがわかると思います(すべてがそうだとは限りませんが)

そのため、自分で選んだ方が保険料を安く抑えられる可能性があります。

フキ

我が家も保険を変更したら大幅に保険料が下がりました。

固定費の削減にもつながりますし、ぜひ火災保険を見直してみることをおすすめします。

目次

【賃貸マンション】火災保険を見直してみた

【賃貸マンション】自分で火災保険を選んで加入したら安く済んだ話

火災保険を見直したきっかけ

火災保険を見直すきっかけはとなったのは、リベラルアーツ大学との出会いでした。リベラルアーツ大学に関しては以下の記事も参照してみてくださいね。

日頃から固定費を削減したいと考えていたので、今回、火災保険の見直しをすることにしました。参考にさせて頂いた記事は以下です。おすすめの火災保険も紹介されています。

火災保険の補償内容を確認してみた

今まで加入していた火災保険は、賃貸契約の際に不動産会社から提示されたものでした。補償内容は以下の通りです。

  1. 家財 300 万円
  2. 入居者賠償責任(借家人賠償責任及び、個人賠償責任のこと)  3,000 万円
    ※両者の賠償責任補償の保険金の限度額は合計で3,000万円
  3. 修理費用 100 万円

2年契約で保険金は16,000円(年間8,000円)

正直なところ、火災保険は「火事のときに色々補償してくれる保険」くらいの感覚で、補償の具体的な内容は理解していませんでした。

というわけで、今回改めて補償内容を調べてみることに。それぞれ細かく規定があるのですが、簡単にまとめると↓になります。

<家財>
部屋の中にある自分の持ち物(家具や家電など)財産に対する補償

<借家人賠償責任>
自分の過失で部屋や建物に損害を与えてしまった場合に、大家さんに対しての補償

<個人賠償責任>
他人の持ち物を壊したり、怪我を負わせてしまった場合の補償

<修理費用>
入居物件が偶然の事故で損壊し、自己負担で修繕した費用に対し補償

フキ

保険によって補償内容の違いがあります。

自分で火災保険を選んでもいい?

賃貸の場合、大抵は入居時に不動産会社から勧められた火災保険に加入するのが一般的な流れかと思います。

ですが、実は火災保険は自分で選んだ保険に加入してもいいことになっているんですね(※大家さんや不動産会社指定の保険加入が義務づけられている場合もあるようです

どの火災保険に加入するかは入居者の自由とはいえ、賃貸契約時などに仲介業者から必ずと言っていいほど加入する保険商品が指定されています。

なぜなら保険を紹介すれば、保険会社から紹介者(この場合は仲介業者)に紹介料が入るようになっているからです。

リベラルアーツ大学「80%の家庭に見直しの余地あり!?今の火災保険をすぐに見直すべき2つの理由と見直す際のポイント3つ」より引用

不動産会社提示の火災保険に加入したものの、実は他の保険よりもかなり割高だったというケースが多いんですよね(我が家もそうです)

↑の通り、不動産会社に仲介手数料が入るのであれば、割高な保険を勧めてくるのは当然かも知れません。そのため、補償内容を見直し、保険料は適正なのかどうか自分で確認して判断する必要があります。

フキ

保険内容が自分に見合っていない場合、変更を考えた方がいいかも知れません。

保険料が適正かどうか。補償内容は自分に見合っているか?(過剰すぎないか、または不足していないか)がポイントです。不動産会社提示の火災保険が悪いとは限らないので、自分に合った保険かどうかで判断しましょう。

火災保険を変更した際の流れ

【賃貸マンション】自分で火災保険を選んで加入したら安く済んだ話

不動産会社に確認

私はまず、不動産会社に火災保険は変更可能か確認しました(賃貸借契約書に、指定の火災保険加入の旨が記載されている場合もあるので確認してみてくださいね)

先方の回答は、「可能だが、借家人賠償責任は1,000万円以上の補償であることが必須。また、契約書のコピーを提出するように」とのこと。

フキ

それから、付け加えて怖い話も・・・。

私と同じく、任意の火災保険に変更した入居者宅で子どもがガラス窓を割ってしまったそう。けれど、契約者本人のみ補償対象にしていたため、子どもの過失は認められず全額自己負担で窓を修理してもらったと。なので、保険を変更する際は補償内容をよく吟味した上で変更してくださいねと・・・。

ミツバ

せっかく保険に加入しているのに、いざという時に補償されないのは辛すぎるね・・・。

解約日を伝える

加入中の火災保険をいつ解約するか伝えて、不動産会社に解約申込書を作成してもらいました(後日、記入のため来店)

満期日まで日数がある場合、保険料の返戻があるとのこと。

火災保険を変更する際は、無保険の期間が発生したり、保険が重複したりしないようタイミングに注意が必要です。

火災保険を選ぶ

今はネット上で火災保険の見積もりが簡単にできます。実際に各社やってみると、我が家の家財保険の補償内容は大体700~1,000万円程度とのこと(家財保険の金額によって保険料が変わってきます)

フキ

家の物全部かき集めても700万円には遠く及ばない・・・。

夫と話して、家財保険は今まで通り300万円のままにすることにしました。そして選んだのが、チューリッヒ少額短期保険(ミニケア賃貸保険)です。変更前後で比較してみました。

結果的に保険料を3,230円引き下げることができました!

※我が家は自動車保険の個人賠償特約で3億円まで補償されます。そのため、火災保険の個人賠償責任を除外することも考えましたが、契約上できませんでした。

複数の保険に加入している場合、補償の重複に注意。無駄な保険料を支払うことになる可能性があるため、事前に確認してみてください。

なぜチューリッヒ少額短期保険にしたのか

答えは「保険内容がわかりやすくて契約が簡単だったから」です。サイトがシンプルで見やすいんですよね。補償内容も十分だし、保険料もかなり安くなるのでチューリッヒに決めました。

不動産会社に契約書を提出

契約完了後、保険会社のマイページから契約書を印刷して不動産会社に提出しました。解約返戻金が後日振り込まれるとの説明を受け、変更手続きは終了しました。

まとめ

今回は、火災保険を自分で選び直したときの話を書いてみました。

不動産会社から勧められた火災保険に加入している場合、保険料が他社より割高な傾向にあります。

自分で保険を選んで加入すれば、保険料を安く抑えられる可能性があるため、ぜひ火災保険を見直してみることをおすすめします。

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