【デジタル終活】始めました

終活。最近よく耳にする言葉ですよね。その名の通り、「人生の終わりのための活動」のことです。

フキ

要するに生前整理ですね。

今は個人が持つネット上の情報も多い時代です。物は目に見えるから整理しやすいけれど、ネットのなかはそうもいきません。

私は最近、デジタル終活を少しずつ進めています。終活にはまだ早い年代かも知れないけれど、いつどうなってもいいように、身の回りは少しづつ整理していけたらいいなという気持ちでいます。

目次

死はいつか必ず訪れる

結婚してから、人生の終わりをよく考えるようになりました。夫が先か、私が先かはわからないけれど、この先必ず死ぬ日が来る。年齢的に若くても、いつ何があるかわかりません。

もし私が先に逝く場合、死後の手続きは夫に全部任せることになるでしょう。その時に、物は捨ててしまえばいいから整理が楽だけど、SNSアカウントやインターネット上のデータなど、私しか知らない情報に関しては確認が困難になるだろうと容易に想像がつきます。

夫に出来るだけ迷惑はかけたくないので、ネット上の情報は日頃から整理したいと考えていました。

デジタル終活とは

デジタル終活始めました

デジタル終活とは、簡単に言えば、スマホやパソコンなどデジタル製品の他、インターネット上にある様々なサービスのアカウントや月額課金サービス、ネット銀行の口座などの情報を第三者がわかりやすいように整理しておくことです。

フキ

写真や動画なども含まれます。

私なりのデジタル終活

登録情報をまとめる

  1. まずは自分が何のWebサービスを利用していているか洗い出す
  2. アカウントのIDとパスワードを確認してExcelに項目ごとにまとめる
  3. お金関係(支払い中のものなど)はわかりやすく差別化しておく(色分けするなど)

私は以下の項目でExcelに一覧表を作成してまとめました。

お金関係
ネット銀行、クレジットカード、証券口座など

公共料金
電気、ガス、水道など

通信関係
インターネット、携帯電話

SNS
利用中のSNS

アカウント
Google、Yahoo、楽天、その他Webサービスのアカウント

通販関係
普段利用している通販サイト

パソコン関係
Microsoftアカウント、ウイルス対策ソフト、

フキ

まとめてみると、こんなに登録してたの!?と驚くくらいWebサービスを利用していました。

使わないサービスは退会、解約

↑で洗い出す作業が終わったら、使用していないWebサービスは退会手続きをしました。まれに退会できないものもありましたが、お金が発生するものではなかったため放置。

不要なものを削除していく作業は、物の断捨離と同じですっきりします!

ミツバ

スマホのなかのアプリも整理整頓!

支払い関係のピックアップ

Excelにまとめたら、今度はお金関係の情報をまとめる作業に移ります(支払いが発生するものとか)

Wordに、何のクレジットカードで何の料金を払っているのか、どこの銀行から何の引き落としをしているのかなど、現在の支払い状況を記載します(今後変更があればその都度修正)

私は証券口座を利用しており、つみたてNISAの支払いもあるため、それも忘れず記載。

それから、忘れてはならないのが、サブスクリプションです。自分の死後、速やかに解約してもらう必要があるため、第三者が見てわかりやすいようにまとめておきました。

ミツバ

死後に定額サービスが解約されずに放置され、遺族に負担がかかったなどの問題も発生しているようです。

ブログ関係も忘れずに

私は夫にブログを書いていることは伝えていますが、アドレスまでは教えていません。けれど、死後も秘密でというわけにもいきません(本当は見せたくないけど)

レンタルサーバー代が発生しているのと、アフィリエイト広告を貼っているということもあり、夫にもわかりやすいようにまとめておく必要があります。

ブログに紐付いたサービス関係は複雑な部分もあり、たぶんブログを書いていない夫にはちんぷんかんぷんでしょう。だから、普段から伝えておくのが一番なのでしょうが、プライベートな領域なのでやっぱり抵抗があるんですよね。

でも、ブログを遺すか削除するかは大きな問題だと思うので(収益の関係もあるため)今後、夫に相談してみようかなと思っています。

デジタル終活で頭もすっきり

可視化すると管理が楽になる

Excel、Wordにわかりやすくまとめると、自分が何のサービスを利用しているのか一目瞭然になります。

普段、色んなサイトに情報を登録しますが、その後は放置していることが多いんですよね。なので、可視化して一覧にしておくとわかりやすいし管理が楽になります。

以前、終活とか考えずにノートに一覧表を作成したことがあったのですが、手書きだと変更時の修正が大変でした。そういう点ではやはりパソコン上でまとめた方がスムーズかも知れません。

フキ

可視化することで「パスワードなんだっけ?」ということもなくなります。

デジタル終活で気分が晴れる?

デジタル終活は物の片付けと一緒で、まずは乱雑な状態から本当に必要なもの(Webサービス)だけを残す作業が必要になります。

この過程が結構爽快だったりするんですよね。不要なアカウントは次々退会するので、物の断捨離と同じような感覚で作業ができます。

家族にネット上の情報の詳細を遺せるだけでなく、かなりすっきりした気分になれます。

ミツバ

Webサービスアカウントは気づかないうちに増えがちなので、たまに見直し、整理が必要ですね。

家族への伝え方

情報をまとめた後は、パソコンのデスクトップにフォルダを作り、夫が見つけやすいようにしておきました。

また、万が一の時には家族がスムーズにデジタル遺品を確認できるようにしておく必要があります。

  • 夫にネット上の情報をまとめた旨と、ファイルの場所を事前に伝えておく
  • 手紙にパソコンとスマホのロック画面解除のパスワードを書いて、わかりやすい場所にしまっておく
    →夫に手紙の件を伝えて、私に何かあれば開封してもらう

私はこんな感じで夫にお願いしています。

情報を保存したファイルを紙に印刷することも考えましたが、たぶんしょっちゅう修正する必要が出てくると思ったので、今のところはパソコン保存のみです(念のためUSBにも保存)

まとめ

今回は私が取り組んでいるデジタル終活について書いてみました。

まずは自分が普段利用しているWebサービスの把握(ID・パスワード)が大切ですね。一覧にまとめて可視化すれば、一目瞭然だし管理も楽です。

私は終活を意識しながら整理しましたが、普段からネット上の情報は整理しておくべきだと実感しました。個人情報漏洩などのリスクも減りますし、物の片付けと一緒で気分もすっきりします。

普段から物と並行してデジタル関連の整理も習慣化していきたいところです。

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