こんにちは、フキです。
コミュニケーションって難しいなあ・・・と最近思い悩むことが多い日々です。
昔から苦手意識はあったのですが、年を重ねるごとにますます苦手感が増してきた気がします。
コミュニケーションは難しい

私は自分の思ったことや意見を人に伝えることが苦手です。簡潔に言いすぎたり、回りくどすぎたり。緊張すると、どもってしまうこともしょっちゅう。
言葉をスムーズに伝えられないし、自分のなかから言葉や意見が出てこない。頭に浮かばないというか。
当たり障りない言葉で会話をつなぐことはできるのですが、考えを整理して伝えたり、気持ちのやり取りをしたりするのが苦手。
何気ない会話のなかで、あるいは突然話を振られたときに、自分の意見や思ったことを詰まることなくスラスラ話せる人がいるけれど、うらやましいなあと思います。
けれど、コミュニケーションに対する苦手意識の原因は自分のせいでもあり・・・。
- 物事に対して興味関心を持たずに生きてきた
- 自分の頭で考えるということをしてこなかった
- 人の顔色を伺って、人に合わせてばかりいた
これらが大きいのだろうなと思います。
長年、仕事のことで手一杯で、視野が極端にせまくなっていたこともありますが、ただ単に周りのことに対して無気力・無関心だったなと。
あと、自分の頭で深く考えることが習慣化されていなかったり、思ったことや悩んだことをモヤモヤ~としたまま放置してきたこともあって、自分の気持ちを整理できない=言葉にできない、になってしまったように思います。
それと、人に嫌われたり反発されるのが怖くて、常に人に合わせることが染みついてしまっているんですね。対立して雰囲気が険悪になるのが嫌なので、空気を読んで身を任せることもしょっちゅう。
自分の意見や考えを持たずに人に委ねるのって楽なんですよね。人任せで自分は痛くもかゆくもない場所にいられるわけですから。
でも、それを続けた結果、自信も芯も失って残ったのはコミュニケーションに対する苦手意識だけでした。
会話を楽しめない
私の場合、会話を楽しむことよりも、会話をトラブルなくスムーズに進めることに意識が向きがちです。
相手が退屈そうにしていないか、表情が硬くないか。話題はこれでいいのか、言い回しを変えた方がいいか、相手が不快にならない返答は何か・・・。会話相手の機嫌や表情ばかり気にしてしまいます。
緊張も相まって、会話に集中できないこともしばしば。
うまく自分の話ができない苦手意識から、聞き役に徹する場合が多く、相槌ばかり打って会話終了になるケースも珍しくありません。
気楽にコミュニケーションを楽しむということが私にとってはかなり難しく、会話の後はどっと疲れることも。
コミュニケーションに関する本
コミュニケーションの悩みに関しては、学生時代から関連本を結構読んできました。でも、読んでその場で納得してそれでおしまい。今では読んできた本の内容は全然覚えていません・・・。
結局は実地で学んでいくしかないと思いながら、最近また何冊か読んでみたのですが、実践向きで心強い本だなあと思ったのが以下の三冊です。
物語調になっていて、主人公が普段の生活で遭遇するコミュニケーションの悩みにオバケがアドバイスするというもの。
実際によくあるような悩みが出てくるから、自分事としてアドバイスを受け入れやすい。
私自身、よくやってしまっている失敗が出てきたりして、身につまされる内容も多かった気がします。
この本は、普段のコミュニケーションに生かせる内容が盛りだくさん。雑談って本来のコミュニケーション能力が問われる部分だと思うんです。
私の苦手な部分なので、すごく勉強になりました。この本のやり方を実践出来れば雑談に対する苦手意識も解消されそうだけれど道は遠い・・・。
この本、とっても良かったです。言葉が出てこない、思いつかない。そんな人向けに”言葉”を引き出すトレーニングを紹介してくれる実践向きの内容が詰まってました。
言葉を、「思いつく」「まとめる」「伝える」力を作者が惜しみなく、読者に伝えてくれています。何度も読み返したいと思う一冊。
悩みながらやっていくしかない
コミュニケーションに関しては、本当に課題が多すぎて苦手意識が抜けませんが、悩みながら向き合っていくしかないんですよね・・・。
心を病まないように気をつけつつ、会話を楽しめるようになれたらいいなと思うこの頃です。
